健光堂鍼灸院
2014.09.16
こんにちは。健光堂鍼灸院です。
少しづつ涼しくなってきましたね。昼夜の温度差が激しいですが体調崩さず過ごせていますでしょうか?
さて、秋といえば
食欲の秋!ということで、今回は食に関して書いていこうと思っていたのですが、
先日、自宅に回ってきた回覧板に
「自治体対抗運動会のお知らせ」
というものが入っており、秋といえば運動会!!ということで
今回は、運動に関することを書いていこうと思います。
久しぶりに運動をして、筋肉痛になったり足がつったり...
昔はもっと体が動いたのに...
という思いをしている方も多いのではないでしょうか!?
足がつる原因として、
一つは、肝臓系や腎臓系などの内臓系の疾患があります。
今回は、病気を除いた話をしたいと思います。
人は、体を動かすとき
脳から筋肉へ信号を送り筋肉を収縮させます。
そして、骨にくっついている筋肉が収縮することにより
手を動かしたり、ものを掴んだりできるわけです。
通常はは、この収縮がうまくいけば正常に動いてくれるのですが
これが異常収縮を起こしてしまうのが「足がつった」状態となります。
では、なぜそうなるのか!?
人の体の細胞内にはカリウムイオンが・血液中にはナトリウムイオンが多く含まれています。
筋肉収縮時には、それぞれのイオンが移動し正常に機能しているのですが
スポーツなどで多量の汗をかいたりしたときは電解質のバランスが崩れてしまい
正常に移動ができずに異常収縮が起きてしまうのです。
また、日常生活で起こる場合は
筋疲労であったり、運動不足・水分不足などが関係しています。
では、そうなってしまったときはどうすればいいのか。
つった状態は、筋肉が異常収縮している状態なので
逆に筋肉を伸ばしてあげましょう。
例として、ふくらはぎがつってしまったときをあげてみましょう。
周りに人がいる場合は、足を裏側から押してもらいましょう。
もし周りに人がいない場合は、膝を伸ばして足のつま先を自分の方に
ゆっくりとふくらはぎの筋肉を伸ばしましょう。
この時、一気にやると筋肉を痛めてしまうので
ゆっくり呼吸をしながら伸ばしてあげるのがポイントです。
体が固くてつま先に手が届かない方は、タオルをつま先に引っ掛けて
ゆっくり引っ張ってあげましょう。
治まったら、放置しておくよりも温めて血行をよくしてあげると
筋肉の回復・再発防止になりますので、ぜひ行ってください!
・ミネラルなどの栄養不足も原因の一つとされています。偏った食事から
バランスのいい食事を心がけましょう。
・筋肉の疲労も原因の一つです。運動前には十分な準備運動はもちろん
終わったあとにはキッチリとクールダウンをしてあげましょう。
・日頃から入浴後などに軽くストレッチをする習慣をつけましょう。
・陽陵泉...膝を立て膝の先の外にある骨の前下方。
・ 太衝・・・足の親指と人差し指の交わるところ
・ 承山・・・ふくらはぎの中央。下からなぞった時に止まるところ。
以上のところを、日頃からマッサージしてあげましょう。
日常的に運動してる方でも、普段やらないスポーツや動きなどをすると
筋肉痛になったり、思わぬケガにつながったりします。
体を動かす際には、準備体操・整理体操・水分補給をしっかりして
楽しく汗を流しましょう!!
Copyright (C) kenkoudou89.cloud-line.com All Rights Reserved.